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東山魁夷「渓音」木版画 滋賀県大津市よりお問合せ頂きました。寺町本店に持ち込み査定

本日は 滋賀県大津市より家の整理をしていて 東山魁夷の木版画の売却を 考えていて査定して欲しいとのご連絡がありました。

LINE登録していただきLINEでのやりとりです。画像なども送って頂き 丁寧なアプローチに感謝いたします。

最近は 事前に画像などを 送って頂きイメージしやすく対応が できますのとても便利な世の中です。

大津より絵を車に積み込んで そちらに向かってます、との事で 出張査定先へ向かっていた私も急遽 お店にUターン来店のお時間に合わせて戻る事ができました。

ご来店頂き 作品は間違いなく 東山魁夷は「渓音」 シリアルナンバーも確認
人気の作品です。 こちらの買取の値段にも すぐにご納得 同意して頂き大変スムーズなお取引でありがとうございました。
東山魁夷(ひがしやま かいい、1908年7月8日 – 1999年5月6日)は、日本を代表する昭和〜平成期の日本画家であり、特に静謐で詩情豊かな風景画で知られています。その作品は、深い精神性と自然へのまなざしを特徴とし、戦後日本の心を映す芸術として高く評価されています。

基本情報
• 本名:東山 新吉(ひがしやま しんきち)
• 号(雅号):魁夷(かいい)
• 生誕地:神奈川県横浜市(兵庫県神戸市とも)
• 学歴:
• 東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科卒業
• ドイツ・ベルリン大学(哲学・美術史)に留学

主な特徴と画風

  1. 風景画の巨匠

東山魁夷の画業は、ほぼすべてが風景画に集中しており、派手さを排した静かな世界を描き続けました。自然の中に人の心の深層を見出すような作品が多く、観る者の感情や記憶にそっと寄り添います。

  1. 代表的な画風・モチーフ
    • 青や緑を基調とした清澄な色彩
    • 水面、湖、森、馬、山などの静かな自然
    • 現実の風景を写実的に描きつつも、精神的・象徴的な表現
    • 人物をほとんど描かず、自然のみで情感を語る

  1. 「道」シリーズと精神性

代表作《道》をはじめとする一連の作品群は、「人生」や「人間の心の旅」を象徴しており、戦後日本人の内面的な回復を支えるものとされました。

主な作品
• 《道》(1950年)…戦後の心象風景として最も知られる名作
• 《緑響く》(1982年)…長野・御射鹿池(みしゃかいけ)を描いた代表作
• 《光昏(こうこん)》…静かな夕暮れを描いた作品
• 《白馬の森》…白馬が立つ幻想的な森の風景
• 《京洛四季》…京都御所の襖絵(京都・建仁寺塔頭)

公的評価・受賞歴
• 文化勲章(1969年)
• 文化功労者(1962年)
• 日展参与、日本芸術院会員・院長
• 皇居・新宮殿の壁画《朝明けの潮》を制作(1970年)

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