先日、京都市左京区北白川の閑静な住宅街より
「母が施設に入居することになり、家にある掛軸や茶道具など古い物の整理をしたい」
とのご相談をいただき、骨董品の出張査定にお伺いしました。
ご依頼主の娘さんのお話では、
「母が高齢になり施設に入居することになったため、家の整理を始めました。
母が大切にしていた掛軸やお茶道具ですが、私が引き継いでも使う機会もなく手に余ってしまうので困っているんです」
とのことでした。

大手買取店ではなく骨董専門店を探して
インターネットで検索されると、大手の買取店が多く表示される中で
当店 寺町の安尾京栄堂 のホームページをご覧になり、
実は一度 お忍びでお店を見に来てくださっていた そうです。
その日はあいにく私が不在でしたが、スタッフとお話をされ
「ここなら安心して相談できそう」と思っていただき、今回のご依頼につながりました。
骨董品や美術品は、長年大切にされてきた品です。
それを手放す時、
「どんなお店に任せるのか」
「大切に扱ってもらえるのか」
と心配されるのは当然のことだと思います。
当店では、大切なお品を次の持ち主へ嫁がせるような気持ちで丁寧に拝見しております。
四季十二ヶ月の掛軸を一点一点査定
お部屋には、四季折々の掛軸が十二ヶ月分、箱に「○月」と札が貼られて整理されていました。
一点一点拝見していると娘さんが
「これは特に母が好きで大切にしていたんですよ」
と教えてくださいました。
拝見すると、狩野派系統の絵師による作品で
描き込みも繊細で時代も感じられる良い掛軸でした。
「これは良い作品ですね」
とお話しすると
「母もなかなか目利きですね(笑)」
と、和やかな雰囲気で談笑しながら査定が進みました。


雛人形は買取できない?と思われがちですが…
査定の途中、娘さんから
「二階にお雛様があるのですが、人形はダメですよね?」
とご相談がありました。
これまでに
リサイクルショップや着物屋さんに相談されたそうですが
「雛人形は扱えません」
と断られてしまったとのこと。
しかし実は、雛人形も物によっては価値がある場合があります。
雛人形の査定ポイント
雛人形の査定では、特に次の点が重要になります。
① 箱の種類
紙箱 → 量産品の可能性が高い
桐箱・木箱 → 作家物や特別制作の可能性
② 作者の有無
雛人形は 作者がとても重要 です。
作家物の場合
箱に墨書で作者名が書かれていたり
サインが入っていることが多く、
箱自体が鑑定書の役割 を果たします。

木彫りの「一刀彫 彩色雛」を発見
拝見すると、古い木箱に墨書で
「一刀彫 彩色雛」
と作者名が書かれていました。
「これはとても良い雛人形ですね」
とお伝えすると
「えっ、これ良いんですか?」
と驚かれたご様子。
「どこの業者さんも雛人形はダメと言われたので
評価してもらえて母も喜びます」
と、とても安心された様子で
「良かった、本当に良かった」
と喜んでおられました。

京都で骨董品・掛軸・茶道具の整理や出張査定なら
今回の査定では
• 掛軸
• 茶道具
• 木彫りの雛人形
などを拝見し、ご納得いただける査定額でお譲りいただきました。
ありがとうございました。
ご実家の整理や住み替え、施設入居などで
• 掛軸
• 茶道具
• 絵画
• 雛人形
• 骨董品
• 古美術品
などの扱いにお困りでしたら、
京都・寺町の古美術 安尾京栄堂までお気軽にご相談ください。
大切にされてきたお品を、
次の世代へつなぐお手伝いを丁寧にさせていただきます。