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掛け軸の処分方法。売りたい方も必見のおすすめの買取業者を紹介。

ご自宅の片付け時や知人から譲り受けた仏具や掛け軸などが不要になった場合、処分方法に悩まれていませんんか?
掛け軸には、床の間などに飾る書や東洋画、日本画の古美術の掛け軸、仏間などに飾る仏具の掛け軸があります。
仏具の掛け軸は礼拝の対象とするために「魂入れ」という儀式が行われていることが一般的で、仏様や故人の魂が宿っているとされています。そのため、ゴミとして捨てるのは躊躇される方が多く、簡単には処分しづらいものです。
ここでは掛け軸の処分方法についていくつかご紹介します。

掛け軸の処分方法

子や知人に譲る

家宝として代々伝えられてきた掛け軸は、子や知人など引き取ってくれる方がおられる場合は、次世代に引き継ぐといいでしょう。
ただし、110万円以上の価値のある掛け軸などの骨董品を譲る場合、贈与税がかかるため注意して下さい。骨董価値のある古美術の掛け軸は財産とみなされ、財産を贈与された受贈者は、その財産の価値に応じた10~55%の割合(※1)の贈与税を納めなければいけません。
(※1・・・国税庁「贈与税の計算と税率(暦年課税)

寄付する

もし、子や知人などに引き取ってくれる方がいないのであれば、寄付するという方法もあります。
寄付する前に価値を鑑定をする必要はありますが、国や地方公共団体が運営する美術館などに寄付すれば、文化庁の美術品等に係る税制優遇措置により、取得価額の金額をその年の所得から控除できます。

ゴミとして捨てる

骨董価値がないと分かっている掛け軸は、ゴミとして分別して廃棄処分して下さい。
仏具の掛け軸も後述する「お性根抜き」がされていれば、ゴミとして廃棄処分しても問題ありません。白い布に包んで他のゴミとは別に袋に入れて処分しましょう。

買取業者へ売る

掛け軸は中古需要が高く、骨董価値のある古美術の掛け軸は、業者が高値で買取してくれる可能性があります。特に有名作家のもので保存状態が良い掛け軸は骨董価値が高く、数万円から数十万円で買取されています。
(※ただし、掛け軸などの骨董品を1点30万円以上で売却した際には、売却益に所得税がかかります。)
買取業者への査定は持ち込み以外でも、電話やメール、LINEなどを使っての査定、出張査定をしている業者も多いため、多少遠方の業者でも利用できます。
買取業者へ売る場合に注意したいのが、業者の買取実績や経験、知名度のある業者を選ばないと、せっかく価値のある掛け軸でも安い値段を付けられてしまうこともあるということです。
「骨董品や貴金属など何でも買います」という業者は骨董品専門の業者ではないため、正確な査定ができない可能性があるので注意して下さい。ある程度地域で有名な老舗の骨董品専門買取業者で査定してもらう方が安心です。
掛け軸を処分しようと考えている方は、一度下記のポイントを確認して業者に買取りしてもらえないか確認してみて下さい。

査定ポイント

有名作家のもので制作年代が古く保存状態が良い掛け軸は、価値が高く数十万円の値が付くことも珍しくありません。
また、伝統的な自然や風景などの題材、歴史的人物や文化的な題材のもの、独特の筆致や技巧があるものは特に価値が高くなる傾向にあります。
温度や湿度から守る桐の二重箱(二重構造の外箱)に入れられて保存されていたか、作品名などが書かれている共箱・箱書の有無、軸の部分の素材(檜軸、金箔軸、玉石軸、銀軸、象牙など)によっても価値が変ってきます。
その他、専門店やオークション、古美術品店、直接作者から購入した掛け軸は一般的に信頼性が高いとされ、国内で入手困難な海外から輸入した掛け軸なども、価値が高くなることがあります。

<査定ポイント>
  • 作者が有名
  • 制作年代が古い
  • 保存状態が良い
  • 購入先が信頼できる
  • 独特な技法
  • 題材が良い
  • 軸の材質が良い
  • 共箱・箱書がある
  • 二重箱である

掛け軸の買取相場

掛け軸は前述した査定ポイントによって買取価格は大きく変わってきます。
買取相場は、状態が良い有名作家の掛け軸であれば、だいたい数万円~数十万円くらいです。富岡鉄斎作の水墨画、伊藤若冲の墨画などでは、100万円を超えることもあります。
ただし有名作家の掛け軸は、贋作(レプリカ)や模倣品も多いため、まずは信頼できる査定士に見てもらうことが重要です。

有名な掛け軸の作家名
上村 松園「焔」「序の舞」「御ひな之図」「牡丹雪」「新螢」など
伊東 深水「吹雪」「立秋」「春の野」「ささやき」「ほたる」など
伊藤 若冲「日出鳳凰図」「紅葉小禽図」「豆花双鶏図」「群鶏図」「老松白鳳図」など
浦上 玉堂「東雲篩雪図」「山水図」「煙霞帖」「山紅於染図」など
尾形 光琳「紅梅図」「松の図」「蓮に双鷺之図」「松尉姥」「躑躅図」など
伊藤 小坡「涼宵」「陽春」「さみだれ乃頃」「虫売」「雛人形」など
狩野 芳崖「悲母観音」「不動明王」「江山望桜図」「柳下鍾馗」「伏龍羅漢図」など
田能村 竹田「歳関三友双鶴図」「暗香疎影図」「柿・栗図」「春園富貴図」「考盤図」など。
川合 玉堂「秋渓釣人」「清流釣魚」「渓村春麗」「渓村彩雨」「朝月」など
橋本 雅邦「白雲紅樹」「騎龍弁天」「三井寺」「晩林帰漁」「松竹梅七福神図」「龍虎図」など。
下村 観山「弱法師」「高士」「小倉山」「春日の朝 鹿図」「薄に白狐」など。
英一蝶「福禄寿」「菅公肖像図」「臼乗大黒天図」「群盲撫象図」「十二天像火天図」など
竹内 栖鳳「御所柿」「瓢箪図」「梅に鶯」「錦秋図」「蹴合」など。
堂本 印象「雪中飼馬」「舞妓の図」「椿花の図」「豊雲」「清神」など。
富岡 鉄斎「円通大師呉門隠栖図」「阿倍仲麻呂明州望月図」「松栢山水圖」「河内千早城図」「学士耕雨」など。
菱田 春草「黒き猫」「柿に猫」「猫梅」「落葉・左隻」「春秋の滝(春)」など。
前田 青邨「牡丹」「西遊記」「紅白梅」「瑞鶴」「阿修羅」「洞窟の頼朝」など。
山口 華楊「青柿」「桃花小禽」「木蓮に雀」「黒豹」「冬暖」「海老と蛤図」など。
渡辺 崋山「笹図」「鷹見泉石」「一掃百態図」「楼閣山水図」「布袋図画賛」「孔子像」など。
曾我 蕭白「寒山拾得図 」「亀乗河童図」「鍾馗之図」「鉄拐仙人図」「林和靖図屏風 」など。
竹久 夢二「黒船屋」「黒猫」「笠美人」「どんたく」「晩春別離」「長崎十二景」など。
谷 文晁「花鳥図」「那須眺望図」「公余探勝図」「着色花卉図」「富士山図」など。
与謝 蕪村「鳶鴉図」「柳陰漁夫図」「寿老人図」「蜀桟道図」「奥の細道図屏風」など。
円山 応挙「稲雀」「幽霊図」「仔犬図」「蓬莱山」「丹頂鶴」「牡丹孔雀図屏風」など。
横山 大観「無我」「不二霊峰」「春山雨後」「霊峰飛鶴」「日本心神」「蓬莱山」など。

<その他>
奥村土牛・橋本雅邦・橋本関雪・橋本明治・金島桂華・結城素明・堅山南風・榊原紫峰・山元春挙・児玉希望・小川芋銭・小村大雲・小野竹喬・松林桂月・西山翠嶂・西村五雲・石本正・川合玉堂・川端龍子・速水御舟・池上秀畝・池大雅・池田遥村・鏑木清方・土田麦僊・堂本印象・富田溪仙・福田平八郎・酒井抱一 など。

上記は一例です。その他にも価値のある掛け軸はたくさんあるので一度信頼できる業者に鑑定に出してみて下さい。

仏具の掛軸、仏画などの処分方法

仏具の掛け軸は処分する前にお性根抜きをするのが一般的

仏様や故人の魂入れがされた仏具の掛け軸は「お性根抜き」(「閉眼供養」などとも言われます)によって魂が抜かれ「魂の宿った掛け軸」から「普通のただの絵」に戻すことができます。
掛け軸を処分する前に、菩提寺やお付き合いのあるお寺さん、遺品整理業者などに依頼して「魂抜きの読経供養」を済ませておくといいでしょう。
お寺さんであれば合同供養の場合、0~5,000円、個別供養の場合20,000円~60,000円、遺品整理業者であれば、30,000円~60,000円程度で行ってくれます。
ちなみに、掛け軸や神棚、仏像、位牌などではなく、魂入れをしていない経机やおりんなどの仏具は、魂抜きをせずにそのままご自宅で分別して処分されても特に問題ありません。

仏具の掛け軸はお焚き上げで処分する

昨年のお守りなどを正月にお焚き上げしてもらうのはよく目にしますが、仏具の掛け軸や故人が大切にしていた遺品、写真やぬいぐるみといった捨てにくいものもお焚き上げしてもらうことができます。
価値がないと分かってる仏具の掛け軸は、お性根抜きと一緒に菩提寺などのお寺さんに依頼しましょう。

お焚き上げできない場合の「清め塩」

ただし、最近では火の取り扱いが厳しく、燃やすと危険な物、少量すぎるなどの理由からお焚き上げが断られる場合もあります。
そんな時は、お焚き上げと同じ効果のある「清め塩」を使って処分する方法もあります。
清め塩は海水100%のものを使い、紙の上に置いた清める掛け軸に向かって「左、右、左」の順番で塩を撒いて供養する方法で、お焚き上げと同じく清め塩によって浄化されたと見なされます。
清め塩した後、白い布に包んで他のゴミと分けて袋に入れて処分します。

掛け軸の魅力

掛け軸には、鳥風月や風景画、肖像画、書画など様々な種類のものがあり、床の間などに飾って鑑賞して楽しむために作られたものです。
その歴史は古く、もともとは中国から仏教とともに日本に伝来し、茶道の普及とともに日本文化として発展してきました。
掛け軸は美術品の一つとして高い芸術性を持っており、文字や絵画、書道、詩歌などを美しく表現され、洋画でいう額縁の部分の「表装」の色合いやデザインも実に様々です。
日本人の美意識の表現として広く用いられた「真」「行」「草」の3段階の格式が、この掛け軸の表装にも表れ、掛け軸の絵や書を引き立たせています。
また、掛け軸は同じものが一つとして存在しないという独自性を持っており、作者の感性や思いが込められた作品には、日本の文化的価値や見る人それぞれの異なる解釈、感じ方があるのも魅力の一つです。
サイズや形状も様々で横長のものや、中には10メートルを超える巨大な掛け軸もあります。
掛け軸の数え方は1幅、2幅と言い、2幅以上セットで並べて鑑賞するものもあります。1幅のみで見ると迫力と躍動感のある絵が、2幅一緒に並べることでストーリーを感じさせる世界観に広がります。
ちなみに、2つ連なった掛け軸を「双幅」、以降「三幅対」「四幅対」と言い、中には「百幅」の作品もあるというから驚きです。

歴史資料を守る取り組み

掛け軸は地域の歴史を伝える貴重な歴史遺産です。
家財や遺品整理の際、または災害で被災した家屋などに残されているかもしれない歴史的資料の保全を行ってくれる自治体や研究施設もあります。
心当たりのある方は処分する前に一度、自治体や買取業者などに相談してみて下さい。

処分でお困りの掛け軸は安尾京栄堂へ

骨董品や仏像、仏画、人形などは、ゴミとして捨ててしまうのをためらってしまう品物ですが、美術的な価値があれば高額買取りできる物が多いジャンルです。
また、お性根抜きされた仏像、仏画はあなたが思うより大変価値のあるかも知れません。
文化的、美術的価値が伴う仏像や仏画は後世に残す責任があります。処分などでお困りの時は安心して安尾京栄堂にご相談下さい。

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