SOLD OUT 時代象牙煙管 (K4) | 京都の骨董品買取店まごころ査定老舗の信頼「安尾京栄堂」

象牙とはゾウの牙や歯から採取される硬くて白い物質で、歯や牙の物理構造の一つである象牙質を主成分としています。多くの哺乳類の「牙」と称される長く尖った歯は犬歯が発達したものですが、ゾウの牙は門歯が発達したものである点が異なります。材質が美しく加工も容易であるため、古代から芸術や工芸品や製造業において、象牙彫刻、義歯、ピアノの鍵盤、扇子、ドミノなど、様々な物を作るために重宝されてきました。

象牙は古来より贅沢な高級品であり象のいない日本ではなかなか手に入らない材料だったと推測します。日本では小物の下げ物で印籠や根付などに加工されたものが多く見受けられますが
江戸時代の流行などを背景に根付などの加工技術も優れた作品が多く本作品も象牙を竹製の煙管に模した造形に彫刻し煙管の先は銅製と鉄製を合わせた技術の高さが伺えます。
江戸時代の作品です。

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